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だんしんきょう 令和3年 5月号

開催日: 2021年05月01日

安井 賢二 氏
全国檀信徒協議会常任委員
福井県中部檀信徒協議会会長
越前町蓮蔵寺総代
昭和15年10月4日生まれ
趣味:登山、生け花、カラオケ

菩提寺の朝参りが健康の秘訣

 私は昭和15年に福井県丹生郡越前町に生を享けました。父は教員をしていましたが、太平洋戦争が激化した18年の秋に、志願兵として出征。19年9月23日にビルマ戦線で戦死しました。私は幼くして父を亡くしたのです。菩提寺の蓮蔵寺に父の骨を埋葬したのは昭和21年、私が小学校1年生のときでした。父との思い出も少なく、父との縁が薄かった私にとって、菩提寺は唯一、父とつながりあえる場所でした。
 終戦後、母は3人の子どもを抱え、苦労しながら農業を続けてきました。一家の大黒柱を失った家庭ですから、3人の子どもも小学生のころから母を手伝っていました。私は中学生で早くも家長とならざるを得なくなり、集落の寄り合いなどに参加し、集落の行事もすべて私が担当しました。若い頃から大人の中に入ったことで、先輩たちからお寺のことや仏事のことを教わることができました。そんなことが後の菩提寺とのご縁の深まりにつながったのだと思っています。大げさかもしれませんが、そこに私の信仰の原点があるのではと思っています。先輩方には感謝でいっぱいです。
 菩提寺の越前町蓮蔵寺の総代に任命されたのは、地元農協の仕事の定年を迎えた平成3年のことです。あれから30年、長いだけが取り柄の総代ですが、自慢できるのは平成15年の寒の入りから蓮蔵寺の朝参りをずっと続けていることです。その年に蓮蔵寺の長男が日蓮宗の加行所(大荒行堂)の第三行の修行に入り、檀信徒にできることは何かないかと考えて始めた朝参りでした。最初は2人だけでしたが、私たちが毎朝参列していることが知られてくると、徐々に参列者が増えてきました。毎日は無理でもご先祖さまの月命日に欠かさず来る人や、四十九日までの七七忌に来る人などさまざまです。自分のペースでいいから、朝参りは長く続けてほしいものです。不定期でも若い人が来てくれると総代として嬉しくなります。
 朝勤は4月~9月は午前5時前に、10月~3月は午前6時前に終わります。その後、私がお寺の鐘を7打鳴らします。これには私なりのこだわりがあって、7打目が打ち終わった直後にNHKの時報が鳴るタイミングで調整しているのです。3分間に7回打つのがコツで、早すぎても遅すぎてもだめです。しっかり時計を確認して、間合いを心の中で数えながら打たないとうまくいきません。毎朝、そのことで頭を使っているせいか、いまだ認知症にもなっていません。鐘の音に元気がないと集落の人から「今朝は音が小さかったけど、体調でも悪いのか?」と心配されますので、一生懸命に鐘を打ちます。そのせいか身体も健康でいられているようです。
 お寺のため、みんなのために尽くすことが私の健康の秘訣です。この年齢まで元気でいられたのは、若くして戦争で散った父の「自分の分まで長生きしろよ」というお導きなのかもしれません。これからも命のある限り感謝のお題目を唱え、報恩の鐘を打ち続けていきたいと思っています。
 
 

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