運動会

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 先月28日は、
小学2年生の長女が通う府本小学校の運動会、
家族総出で出かけることに。

普段は内弁慶な長女ですが、
徒競走やリレーではなかなかの俊足ぶり、
こちらも応援に力が入りました。

 その日のプログラムには、
保護者家族や地域住民が参加する競技も盛り込まれており、
じいちゃん(院首)→父ちゃん(住職)→長女で参加した
「親子三代リレー」では、
今や子供中心となっている我が家のチームワークを発揮し、
なんとかドンべは免れました。

 運動会の後半には、4・5・6年生で行なう「組体操」。
ここ数年、学校によっては練習中のケガなどを懸念し、
組体操を取りやめているところもありますが、
やはり運動会の花形種目の一つ、
うちの子は出場していませんでしたので、
最初は軽〜く眺めておりましたが、
子供たちの真剣な眼差しと、
キビキビとした動きに目が釘付けになりました。

 組体操では、組み上がった形の頂点や中心に目が行きがちですが、
その下で突っ張った腕をガクガクさせながら必死に支えてくれている子、
端の方で砂まみれになりながらジッと伏せている子たちがいるから、
安定することが出来、美しく組み上がった形を表現できるんですね。

      「異体同心なれば万事を成じ、
       同体異心なれば諸事叶う事なしと申す事は、
       外典三千余巻に定りて候う。(中略) 
       一人の心なれども二つの心あれば、
       その心たがいて成ずる事なし。
       百人千人なれども、
       一つ心なれば必ず事を成ず。」
      とは日蓮聖人のお言葉。

    「異体同心といって、
    身は異なっても心が一致協力し合えば何事も成就することができる。
    逆に同体異心といって、
    一つにまとまるべき人々の心が異なっていたのでは何事も成就し難い。
    とは儒教のすべての典籍が教えるところである。(中略)       
    身は一つでもその心が定まっていなければ何事も成すことができない。
    反対に身は別でも心が一つになれば、
    何事も成就することができるものである。」
    とお示しくださっています。 
         (声に出して読みたい 日蓮大聖人のお言葉より)

 この日までの練習中、なかなかきちんと組みあがらず、
失敗を人のせいにしていた子もいたかもしれません。
しかし、運動会本番を終えた子供たち一人一人の顔には、
お互いを認め合った清々しい表情があり、
そんな子供たちの頼もしい姿に、
明るい未来への希望を感じた1日でした。               

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