去る9月7日(金)、日蓮宗神奈川県第三部青年会では、管内各聖・寺族・有縁の檀信徒と共に、総本山身延山久遠寺に於いて祖廟輪番奉仕団体参拝を行った。当日の参加者は総勢51名。
午前6時半、身延山に向けて出発した。車内では当会中川祐介師による法話が行われた。当初の予定通り午前9時半西谷駐車場に到着し、午前10時より旧書院に於いて委嘱式が行われた。委嘱式では加納祥有会長が身延山第92世内野日総法主猊下より中啓を授与され、記帳簿を奉呈した。
その後、午前10時半から御真骨堂拝殿に於いて加納会長導師のもと法味を言上。日蓮大聖人に給仕奉仕の誠を捧げた。また、寺族・檀信徒を代表して円妙寺檀信徒の相田光司様に誓いの言葉を拝読頂いた。続いて御真骨堂の内拝を行い、言葉に表すことのできない神秘的な光景に多くの参加者が自然と手を合わせていた。
内拝後、霊山之契を拝受し祖師堂へ移り、午前11時より御開帳を受け日蓮大聖人にご挨拶をさせて頂いた。御開帳を終えた一行は、御骨堂前で記念撮影を行った。
その後、御廟所へバスで移動し記帳・献花を済ませた一行は祖廟法務所前に整列して会員が叩く団扇太鼓に合わせてお題目をお唱えしながら祖廟を目指した。祖廟到着後、阿部全雄副会長導師のもと法味言上・報恩回向を行った。続いて、事前に振り分けられた班に分かれ御廟所の清掃奉仕。
清掃奉仕後、午後1時より身延山門前の玉屋にて昼食の時間となった。午後2時からは、身延山門前町にて自由散策。天気も良く各々散策を楽しむ様子が見受けられた。そして、散策を終えた一行は身延の地を後にした。
帰路のバスの中では、当会会員岡田善龍師の法話が行われ、高校生活3年間を身延で過ごした岡田師に参加者の方から質問を頂くという場面もあった。高速道路での渋滞も心配されたが予定到着時刻の午後6時半、全ての参加者・会員がバスを下車し身延山久遠寺祖廟輪番奉仕団体参拝の全日程を終了した。