思い出を語る会 回想法で認知症予防

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8月12日(月) 午後2時より、「思い出を語る会 回想法で認知症予防」を開催いたしました。

安立寺檀信徒の後藤さんが所属する、回想法 金沢 山桜の会さんが主催となり、安立寺では後援をして会場を提供しています。

回想法とは、昔の写真や話題を共有しながら、なつかしい思い出を語り合うことで、悩の活性化や、認知症の予防・軽減、精神的安定などにも有効とされる心理療法の一つで、「心のリハビリ」ともいわれています。

安立寺では6月から月一回で開催し、全6回で一回りとしているため、8月の回は半分となる3回目の開催でした。

回想法の研修を受けた山桜の会さんが主体となって、昔の写真や地域の話題などをきっかけに、昔なつかしい思い出を語り合います。

夏ということもあり、海や川遊びの写真をきっかけに、

どんな水着を着てた?
海や川はどんなだった?
昔はあそこの手前まで海だった。
飛び込みをして遊んだ。
こんな遊びをした、こんな子と遊んだ、楽しかった。

ちょっとしたことをきっかけに、昔なつかしい思い出たちが思い起こされ、和やかに語り合われました。

月日の流れの中で、思い出すこともなくなっていた思い出たちが、その記憶や感情とともに思い起こされ、共有され、参加者にとって豊かな時間となっていればなによりです。

高齢化する社会においても、体と心の健康はとても大切なことです。
とある研究では、会合などに参加せずにひとりで運動をしている人よりも、会合に参加して運動はしなくても集う仲間と様々なことを話す人の方が、高齢になってから介護を受ける割合が減るという結果もあるようです。

お寺のホールにて、仏さまや、ご先祖さまに見守られながら、安心して様々な思い出を語り合える場となり、皆さまがますます健康にお過ごしになれたらば幸いです。

参加費は各回300円(茶菓子代、その他)、定員は8名となります。
毎回定員を超える参加者の方が集まられ、にぎやかに和やかに行われています。
定員がいっぱいとなった場合でも見学は可能となります。

詳しいご案内はチラシをご参照ください。

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