11月23日 午後2時半より、勤労感謝の会を行いました。
11月23日は言わずと知れた国民の祝日・勤労感謝の日です。
国民の祝日に関する法律では、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とあり、また国民の祝日に関して第一条には、「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育て、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」とあります。
様々な所で、勤労感謝の日の催しが行われておりますが、安立寺でも会費制ではありますが、勤労感謝の会を行います。
お寺の行う会ですが、堅苦しくなく、みんなで楽しみながら祝うことを心がけています。
今年は「街の先生」より、紙芝居・山下康先生、パントマイムバルーンアート・ジーコ先生にお越しいただき行いました。
山下先生は、徹子の部屋でも流れているCMに声で出演されているとのことで、紙芝居も大きな声で迫力があり、子どもから大人まで楽しみました。あるお檀家さんからは「お菓子はないの?昔はお菓子が貰えて楽しみだったんだよなあ」との声も。
演目は「たべられやまんば」、「かさじぞう」子どもとやまんばなど様々な声を使い分け、感情豊かに、また迫力のある紙芝居でした。
ジーコ先生は、幼稚園や老人ホーム、東日本大震災の被災地へもパフォーマンスに行かれるそうで、年間60本ほど講演されているそうです。「私も被災地へは1週間ほどで行きましたが、どこの支援よりも僧侶の方の支援が早くてびっくりしました」と。
パントマイム、皿まわし、手品、バルーンアートなど盛りだくさんで、子どもも大人も一緒に参加し、笑い声と拍手の多い講演でした。
勤労感謝の会の前に開かれた役員会では、震災があった場合には崩れるかもしれないと言われている塀についても話合われ、「安立寺は私たちにとって誇りなんだ、しっかりやっていきましょう!」と心強い声も聞かれました。
日頃より、安立寺の行事を快くお手伝いいただいている皆様に感謝すると共に、終始なごやかに勤労感謝の会を行うことが出来ました。