遠方からの来寺✨️バイクの燃料は?

昨日、お盆真最中に、お寺へ3台のバイクがやってきました。

400cc、1200cc、そしてドーンと1900cc。カスタム祭りの普通じゃないバイクたちに目を奪われました。
まるで「並盛、大盛、特盛」と並んでいるようで、思わず「牛丼か!」と心の中で突っ込んでしまいました。

三人とも車やバイク関係の仕事をしていて、本当に乗り物が好きなんだなぁと感じます。
お土産は愛知県の品…の予定が、途中の雨でずぶ濡れになり、旅先の美瑛で買い直してくれたとのこと。お土産までカスタムするあたり、やっぱりバイク乗りはひと味違います。

中でも印象的だったのが、1900ccに乗る男性の話。
バイクを購入するかなり前から、家事や育児をいつも以上にこなし、奥さんの負担を減らしてきたそうです。
そして、満を持して「1900ccのバイクを買ってもいい?」と聞いたら、奥さんは「いいよ」と笑顔で答えてくれた──と、とても嬉しそうに語ってくれました。

私は心の中で「本来はバイクのためじゃなくて、家族の為にやることなんですけどね」と微笑ましく思いましたが、同時に感じました。
人は何かを手に入れたいときだけ頑張るのではなく、日常の中で自然に思いやりを積み重ねることが大切だと。

法華経には、仏の慈悲をこう説いています。

諸の衆生は皆これ我が子なり。
(これらのすべての衆生は、皆わたしの子である)

仏はすべての人をわが子のように思い、その幸せを願います。
私たちもまた、家族や周りの人を同じように大切にし、日々の暮らしの中でその思いやりを形にしていきたいものです。

バイクにはガソリンが必要ですが、人を走らせる燃料は「思いやり」です。
1900ccでも400ccでも、燃料は同じ。
家事や育児、挨拶や感謝の言葉──そうした小さな積み重ねが、信頼という道をまっすぐに走らせてくれます。

さあ残りわずかのお盆。頑張ってまいります。

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