幸せの順番✨️献立いろいろみそキーホルダー

先日、とあるお檀家さんとお会いした時のことです。

ふと目に留まったのが、カバンについていた小さなキーホルダー。
「献立いろいろみそ」という調味料をモチーフにした、可愛らしいものでした。
この「献立いろいろみそ」、略して「こんみそ」と呼ばれ、実は30年以上も前から愛されているロングセラー商品です。
お肉にも野菜にも魚にも合う万能味噌味で、台所の頼もしい味方。まだ試したことがない方は、ぜひ一度買ってみてください。

「かわいいですね」と何気なく言っただけだったのですが、数日後――その「こんみそ」のキーホルダーが私のもとに届いたのです。
送ってくださるとは一言もおっしゃっていなかったのに、です。
その行動の速さとさりげない心配りに、私は驚き、そしてとても温かい気持ちになりました。
実物は小さくても精巧で、甥っ子が「欲しい!」と言って2つ持っていったほどです(笑)。

こういう出来事を私は法話で披露します。
中には「人から施されたことを自慢しているように聞こえる」と感じる方もいるでしょう。
でも、他人の視点は私にはコントロールできません。
自分の置かれている状況や心の状態によっては、腹立たしく思う人が一定数いることもわかっています。

けれど、その人たちに叩かれることを恐れるよりも、私はこう思うのです。
この話を聞いて、布施を実践できる人が一人でも増えた方が、きっと世界はいい方向へ変わっていく――そう信じたい。そう思っているのです。
私もそうでありたいと思っています。

布施ができる人には共通して「相手に喜んでもらいたい」という心があります。
そして、布施ができる人は幸せな人が多い。

ここで順番を間違えてはいけません。

「幸せで豊かだから布施ができる」のではないのです。
「布施ができる心があるからこそ、幸せでいられる」。
その心が、家庭にも、仕事にも、円満な空気をもたらしているのだと思います。

今回の出来事で、お檀家さんの心のあり方がまさにそれだと感じました。
そして、ここで最初の「こんみそ」キーホルダーの話に戻ります。
この布施の心こそが、人と人を結び、幸せを開く――まさに人生の「キー(鍵)」なのです。

私たちも、今日からその「キー」をポケットに入れて歩いてみませんか。
もしかすると、その先に「こんみそ」のように何にでも合う、誰とでも心地よく過ごせる自分が見つかるかもしれません。

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