不自由?!②

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一斉休校になって以来、疫病の早期退散を願い、子どもと4人????で勤める朝勤。

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人や物、お金、情報等々が地球規模で移動し、或は関係性を保ちながら急速につながる現代社会において、よもやこのようなモノまでがグローバルになろうとは、お気楽な私には考えも及びませんでした?

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「オーシャンズ」シリーズや「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督の作品で、地球全体に蔓延するウイルスの恐怖を描いた「コンテイジョン」という映画が注目を集めているそうです。2011年公開で、数年前にレンタルDVDで視聴しましたが、そのリアルな描写に改めてソダバーグ作品に魅了させられたことを思い出します。
不条理にどう向き合うべきかを問うたカミュの「ペスト」同様に、現在のCOVID-19禍による未曽有の状況と重なる部分も多いのでしょう。

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追々と、子どもたちに伝えたいこと...

少なくとも人はみんな不自由という枠組みの中で生きていて、

今はそのフレームが少しばかり小さくなっただけ。 

そこでは、誰もが心を縛り付け?られたり、イライラ?したり、

嘆いてばかり?の人になれるけれど、。

小さな窓の外にも大きな空?は広がるように、

フレーム越しに文句を並べ立てる?より、

潔くその中に身を置いて、

何が本当に大切かを、立ち止まって考えてごらん?

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問題は山積していますが、他者の健康を思い遣りながら、いつかまた人々が手を取り笑顔で相見えることを日々祈りつつ、限られたフレームの中で私たち家族は何とか過ごせています。

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自由を恋慕してがんじがらめになるより、不自由の中で生まれるイマジネーションこそが疲弊した心を救います。不自由こそが、創意工夫のきっかけ。
長引く規制で気が緩み、或は募るフラストレーションのあまり、つい軽率な行動を取ってしまいそうになる時、ちょっと立ち止まってみてイマジネーションを働かせてみましょう?

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皆さんお一人お一人が命の危機に直面することなく、貴方と同じように家族を持った人たちの命を危険にさらすことなく、知らずのうちにかなりずる賢くてしぶといウイルスの温床になってしまうことなく、なるべく速やかにお引き取り願いましょう。

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生活環境が一変し不安だらけの日々の中で、 止む無い事情で仕事を休めない人や小さなお子さんを預けられないご家庭など、現状に困窮されている方々が大勢いらっしゃいます。COVID-19に起因するお寺への相談件数もかなり増えています。
皆様の日常が、一日も早く元に戻りますことを願うばかりです。 

新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈念し、闘病中の皆様方のご回復と、犠牲になられた方々の菩提をお祈りいたします。
併せて、医療従事者の皆様をはじめ、感染拡大防止に日々尽力いただいておりますべての皆様に感謝申し上げます。南無妙法蓮華経?

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