A、丁寧にお祀(まつ)りするならば、神棚(かみだな)のような札場(ふだば)を設(もう)けて安置(あんち)すべきでしょう。床(とこ)の間(ま)を利用して札場にしてもかまいません。
また仏壇の中に安置してもけっこうです。ただ、注意をしなければいけないのは、御本尊や、鬼子母神、大黒天といった絵像掛け軸の前に安置しないという点です。御本尊が隠れないように、横に上手に安置して下さい。
最後に、一年以上過ぎたお札(ふだ)は、いただいた寺院にお納(おさ)めし、新たなお札(ふだ)をいただくか、今までお護り頂いた感謝の念を込めて、御焚(おた)きあげするようにしてください。ゴミ箱に捨てるようなことは、厳に謹みましょう。