中部教区(愛知・岐阜・三重・長野)師恩会が三河の妙恩寺にて開催され、先師法要と研修が行われました。
先師法要後の研修では「日蓮宗寺院における年中行事に参加の変遷」と題した講演を講師に静岡県 妙栄寺住職 望月真澄 上人を迎え、日蓮宗で行われてきた年中行事の現在との違い、特徴、鎌倉時代から現在までの変遷等をお話しして頂きました。
日蓮宗寺院行事は、江戸時代に定着し、現在の年中行事の根本となってるものが多く、寺院や地域によって違いがあり、地域の民間信仰と融合して寺院の年中行事となっていった。
今の時代、伝統ある行事を見直してみる必要があるのではないだろうかと締めくくられ、日蓮宗の資料を所蔵する図書館の充実を目指しているので各寺院の発行物(書籍)がありましたら、身延山大学図書館への寄贈をお願いされ終了致しました。