身延山大学「京都特別公開講座」開催

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 12月2日、京都市上京区教法院(三木天道住職)で、学校法人身延山学園 身延山大学主催・日蓮宗京都府第1部宗務所後援の「平成28年度 身延山大学 京都特別公開講座」が開催された。
 受講者は、定員50名のところ、遠近各地より定員を上回る約80名が参加した。
 今年の講座は「今なぜ日蓮学か」と題し、「身延山大学の建学の精神に則り、知的財産を社会に還元する」を基に、基調講演を浜島典彦師(同大学学長)が行い、現在の身延山大学の現状を報告。また、「ひとたび法華の息吹を」、「仏都である京都を仏教・文化の発信基地としたい」という、京都に対する並々ならぬ熱い思いを述べられた。
 第1講には「日蓮学入門」を、三輪是法師(同大学仏教学部教授)、第2講には「遺文からみる日蓮上人のおひとがら」を、木村中一師(同大学仏教学部准教授)、第3講には「世界基準:新しい日蓮聖人像」を、岡田真水師(同大学客員教授)が、それぞれ資料を基に詳しく、且つ、解り易く講義した。
 早朝より夕方までの長時間に渡る講座にも関わらず、受講者は真剣に耳を傾け時折ペンを動かせながら貴重な講義内容を資料に書き留め、有意義な時間を過ごした。

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