2月15日、京都市上京区本昌寺にて、児玉日海上人の大荒行六百日成満帰山報告国祷会が執り行われ、僧侶・檀信徒約百名が参列した。
穏やかに晴れた冬の京都、本堂前では児玉上人が行僧3名と共に水行式を厳修。褌ひとつで冷水を浴びる姿に、参列者は自然と手を合わしお題目を唱えた。続く帰山報告式では、多くの檀信徒で埋め尽くされた本
堂に力強い読経が響き渡り、迫力ある修法が行われた。
その後、本山本満寺の伊丹日顕猊下、小田和幸宗務所長より祝辞が述べられ、伊東徳彦修法師会長より許證が授与されると、堂内は盛大な拍手に包まれた。
奉告文では、平成6年の初行から30年の歳月を振り返り、仏祖三宝、諸天善神、そして有縁の方々への報恩感謝の思いが述べられた。さらに、今後は本昌寺の興隆と檀信徒の幸福を祈り、広宣流布への一層の精進を誓われた。