1月20日〜22日の3日間にわたって寒中唱題修行を行いました。
寒さの厳しい中での唱題修行となりました。本年は外に出ての唱題行脚と、本堂での法要を行いました。
3日間合わせて10名程の参加があり、寒中唱題修行に励みました。安立寺にて、確認出来る限りでも先代住職の時代より、約80年以上続いている寒中唱題修行です。外に出ての唱題行脚では、新型コロナウイルス感染防止の為、マスクの着用と小さな声での唱題となりました。
人の行動を左右するものに、「習慣」というものがあります。日常的に繰り返される行いによって、とっさの時の行動の方向性というものが意識せずとも形作られていきます、良い習慣であればいいのですが、怠け心や自分の意思に負けるようなことが習慣になってしまってはいけません、寒さも厳しくなるこの時期には、もう少し布団やコタツの中に入っていようなどといった怠け心が起こりやすいものです、寒中に行う修行はそのような心や習慣を整え直す良いきっかけともなります。
本年ご参加の皆様におかれましては、寒い中のご修行、誠にご苦労様でした。
心も習慣も整えられ、普段の生活にも響いてゆくものとご祈念いたします。
小さくても、少しずつでも、行っていくことが、心にも体にもとても良いことです。
少しずつ、少しずつ、だんだん、だんだん。