『大法輪』80巻5号「法華経・全28章を知るために」分担執筆

開催日:2013年05月08日

 当山住職(髙森大乗)は、『大法輪』80巻5号(大法輪閣、2013年5月)特集「法華経・全28章を知るために」収載の「嘱累品」「薬王菩薩本事品」「妙音菩薩品」「観世音菩薩普門品」「陀羅尼品」「妙荘厳王本事品」「普賢菩薩勧発品」を執筆しました。

 ちなみに本号(201頁~)に連載ルポ「やんちゃ和尚 ガンとの出会い」の最終回が掲載された廣中邦充(ひろなか くにみつ)氏とは当山住職も奇しき縁があり、小生が、東京都幼小中高PTA連絡協議会理事時代の平成21年(2009)11月、氏を東京都幼小中高PTAリーダー合同研修会の講師としてお招きした折、ご挨拶で氏より力強い両手握手を求められたことが印象に残っております(詳細は、東京都公立幼稚園・こども園PTA連絡協議会の広報誌『大地のような子どもを育てたい』第46号を参照のこと)。
 氏は、自称「やんちゃ和尚」で知られる愛知県岡崎市西居院住職で、不登校・虐待・薬物依存・拒食症など家庭では解決困難な悩みを抱える子供達を全国から引き取り、立ち直りのための共同生活を送って、これまでに約500人の青少年の自立・更生等に力を注いでこられました。この貢献が評価され、先年、公益財団社法人会貢献支援財団より平成19年度社会貢献者表彰を受賞されています。

 平成21年の東京都幼小中高PTAリーダー合同研修会で伺ったところでは、寺で共同生活を送っている少年少女たちは、いじめ・DV・ネグレクト・家庭不和・ひきこもり・不登校・自傷行為などなど様々な問題を抱えており、ひと時も心を離すことができないため、廣中氏は、全国各地の講演会に呼ばれた際は、子供達が待つ自坊(西居院)には深夜でも帰れるように乗用車で奔走されているとのこと。
 研修会では、「PTAは学校の仲良し組ではいけない。学校を良くしたければ積極的に学校に働きかけなければならない」「子育てを学校に任せるのではなく、親はいつまでも子供の親であることの責任を放棄してはいけない」「自分の大切な子供が自殺してしまうまで気付かない親は親じゃない」「親であるならば、自分で覚悟を決めて責任をもて」と熱弁をふるい、心の闇を抱えている子供たちを救うためには、「盗みや自傷をする子供の苦悩の“におい”を感じなさい。悩みを抱えている子供の“におい”を察知したら、両手で彼らの手を握り、抱きしめてあげなさい。きっと子供も泪を流すでしょう。そして、“決して逃げるな。逃げれば追われるぞ”“一歩でもいい。半歩でもいい。前に進みなさい”と声をかけてあげてください。ただそれだけでは駄目です。“でも一人では行かせないよ。一緒に半歩進もう”と必ず寄り添ってあげる意思を示してあげてください。その言葉が、きっと彼らの心を開いてくれるはずだから…」と語っていたのが印象に残っています。

 ※なお、法華経について深く学びたい場合は、関連する当山サイト記事を下記にお知らせいたしますので、ご参考になさってください。
『法華経の事典』(東京堂出版)発刊
『これだけは知っておきたい法華経の基礎知識』(大法輪閣)発刊
「なぜ法華経は最上の教えなのか」連載(全4回)
『法華三部経大講義』全5巻発刊
『真言・陀羅尼・梵字―その基礎と実践』(大法輪閣)に共同執筆
論文「法華七喩と日蓮聖人の末法救済論-三車火宅喩と良医治子喩の解釈を中心に-」発表
論文「譬喩にみる日蓮聖人の法華経観-法華経および題目五字七字の譬喩的表現を通じて-」発表

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