謹告 山門不幸

 当山第39世 蓮中院日宏 髙森宏之上人には、去る平成30年9月14日、仏祖三宝に永年給仕した要傳寺にて、寺族に看取られながら、世壽83才をもって安詳として化を霊山に遷されました。
 茲に謹んで御報告申し上げます。
 昭和14年、第38世 要中院日妙 髙森聖一上人が葛飾堀切妙源寺より要傳寺に籍を移してより実に80年、昭和47年に当山に住持してより現董に法燈を継承するまで凡そ40年、この間、宗祖日蓮大聖人700遠忌報恩事業、立教開宗750年慶讃事業、また当山の開闢400年記念事業などなどの宗門・寺門の大事業を成し遂げ、また、平成17年からは、下谷仏教会会長・理事長として、宗派を超えて多くの皆様のお世話になりました。
 有縁の各聖の御厚誼、檀信徒の皆様の御支援を賜わり、たいへん多くの方々に支えられた幸せな御一代だったと思います。師父になりかわり、お世話になりました皆様方に、改めて深甚の感謝を申し上げます。
 なお、通夜は9月28日、葬儀は同29日を予定しております。

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