久しぶりの投稿になってしまいました(^_^;)
今回はちょっと漢字の話です。
突然ですが、「儲ける」って漢字、ちゃんと意識して見たことありますか?
多くの人は何となく「お金=悪」みたいなイメージを抱きがちですよね。
ところが世の中には、こんな面白い説を信じている人もいます。
「儲けるってのはね、“信じる者”、つまり“信者”から金を巻き上げる、いわゆる信者ビジネスのためにできた漢字なんだ!」
お寺さんなら聞いたことある方もいるかもしれません(笑)。
そんなことを言われて腹を立てる人もいれば、なるほどと面白がる人もいるでしょう。
でも、これは残念ながらただの俗説です。
いわゆる“ちょっと面白いこじつけ”、もしくは漢字界の都市伝説みたいなやつですね。
本当の意味はこうです。
「人」を表す“にんべん”に、「いろいろな準備や多くのもの」を表す“諸”。
つまり、「人がたくさん準備をする」「人のために備える」――これが「儲ける」の本当の意味なんです。
考えてみると、すごく前向きな漢字ですよね。
お金をただかき集めるのではなく、人が手間ひまかけて喜んでもらった結果として動くもの。
だから「ありがとう」が動いたときに、お金も動くんです。
私は若い人によくこう言います。
「お金は“ありがとう”の重さ(量)で決まるんだよ」
深い“ありがとう”をもらえたら、それはもう料金になるし、関わった人が多ければ多いほど、その価値も増えるんです。
逆にこれを知らずにお金だけ持っちゃうと、たちまち「金持ちが偉いんだ!」って勘違いする人が出てきます。
そういう人、だいたい怒りっぽいし、信じるのは人じゃなくてお金だけ。
要するに、お金を恋人にしてしまった結果、心の置き場所を失ってるんですね。悲しいことです。
でも現実は逆。
お金は信用できる人のところに自然と集まるものなんです。
だから私は密かに思っています。
「儲ける」は、もしかしたら“【信】用できる【者】のもとへやって来る”って読むこともできるんじゃないか、と。
もちろんこれは私の完全なるこじつけ(^_^;)
でも、もし漢字が恋愛小説を書けるなら、きっとそういうラブストーリーを紡いでくれるはず。
だからこそ、「儲ける」という字を、ありがた〜い気持ちで眺めてほしいんです。
要するに――
「儲ける」とは、人を喜ばせ、感謝をいただき、信用を積み重ねた証。
お金は感謝のカタチなんです。
これなら「信者ビジネス」なんて皮肉より、ずっとありがたい漢字に見えてきませんか?
人をだますことでもなく、金をかき集めることでもなく――
人を信じ、人を喜ばせ、感謝をいただいた結果としていただけるもの。
だから私たちは、“儲け”を恐れる必要も、恥じる必要もなし。
ただ、“ありがとう”を積み重ねる生き方をしていけばいいんです。
そうすれば、お金は自然と信用できる人のもとへ流れていく。
つまり、“儲”という字は、皮肉どころか、人と人とのつながりの尊さを表す、とてもありがたい漢字。
…ね、漢字って、意外とロマンチックで深いでしょ?
もしよければ、次は「借金」の字もこのノリで見てみたいですね。
きっと笑いながら泣ける結論が待っているはずです(笑)。


