お盆法要 無事終了✨️

お盆が終わりました。

本年も、妙法寺の盂蘭盆施餓鬼会法要を無事に終えることができました。
暑い中お参りくださった皆さま、ご供養をお申し込みくださった皆さま、そして準備から当日までお力添えくださった総代・役員の皆さま、本当にありがとうございました。

今年のお盆は、妙法寺にとって特別なお盆でした。

五月に先代住職が遷化してから、初めて迎えるお盆。
これまでなら、どこかに先代の姿があり、何かあれば声をかけることができました。

しかし今年は、その姿がありません。

私自身、目の前のことに必死で、法要を勤めることだけで精一杯でした。

そんな中、川供養をしている時のことです。

後になって皆さんから、

「寛道上人、気づいていましたか?」

と言われました。

なんと、お経をあげている私の頭の上に、一匹のトンボがずっと止まっていたというのです。

少し止まったのではありません。
お経をあげている間、逃げることもなく、ずっとそこにいたそうです。

私はまったく気づいていませんでした。

それを見ていた皆さんは、

「もしかしたら、先代じゃないのかね」

そんなことを思いながら見ていたそうです。

もちろん、本当に先代だったのかどうかは誰にもわかりません。

けれど、不思議なものです。

人は、大切な人を亡くしたあと、蝶や鳥やトンボがふと近くに現れると、

「会いに来てくれたのかな」

と思うことがあります。

それが本当かどうかよりも、
そう思えるほど、その人が今も心の中に生きている。

私は、そのことの方が大切なのだと思います。

姿は見えなくなっても、受け継いだものはなくなりません。

お経の声にも、
本堂の空気にも、
檀信徒の皆さまの記憶にも、
そして私自身の中にも。

先代が守ってきた妙法寺を、今度は私たちが守っていく。

先代のいない初めてのお盆は、寂しさを感じるお盆であると同時に、そんなことを改めて思わせてくれるお盆となりました。

それにしても……

もし本当に先代だったのなら、
わざわざ私の頭の上を選ばなくても良かったような気もします(笑)

けれど、そんな先代らしいお盆の思い出が一つ増えました。

今年も皆さまと共に、ご先祖さま、亡き方々へ手を合わせることができましたこと、心より感謝申し上げます。

また来年も、この妙法寺で。

合掌

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