今日から秋のお彼岸が始まりますね。
お彼岸といえば「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、今年の夏は本当に暑かった…。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、今年のお会式について大切なお知らせです。
これまで毎年、布教師の先生をお招きして日蓮聖人のご生涯をお話しいただいてきました。長年にわたり聞いてくださった皆さまも、もう聖人のご生涯はしっかり胸に刻まれていることでしょう。
そこで、今年は少し趣向を変えてみることにしました。
きっかけは先日、読売新聞に載っていた 落語家の旭笑亭幻太さん。とある方から「今回のお会式に呼んだらどう?」と勧められ、(期日も近いし断られるのが落語家だけにオチだろう)と半ばダメ元でご連絡したところ…なんと快く「行きます!」とお返事をいただけたのです。こちらが驚いてしまいました(笑)。
もちろん布教師様にお願いしていた法話は、平謝りでお断りをさせていただきました。法話を楽しみにしていた方には大変申し訳ありません。本当にご無礼を承知の上での変更です。ですが、これも何かのご縁だと受け止めています。
ご存じでしょうか? 実は落語のルーツはお坊さんの説法にあります。
難しい仏法を分かりやすく、面白おかしく伝えようと工夫したのが始まりだと言われています。つまり、笑いの中に仏さまの智慧があるのです。
さらに今年は、私が荒行堂へ入る前の送別を兼ねてくれるお会式でもあります。しめやかに見送るよりも、笑顔で背中を押してあげたい――そんな思いも聞いての決断です。
何事も挑戦。
「笑って偲ぶお会式」なんて、ちょっと変わっているかもしれません。でも、聖人が説かれた「今行きているこの世を浄土に」という御心に照らせば、笑顔あふれるひと時こそ 霊山浄土そのもの。今年はぜひ、法要と落語を楽しみに、軽やかな気持ちでお寺に足を運んでください。
皆さまの笑顔にお会いできるのを、心から楽しみにしています。
合掌


