今年も、あの季節がやってきます。
ご先祖さまが帰ってくる「お盆」。
「迎え火」とは言いますが、
私たちが灯すのは火じゃなくて、“想い”なのかもしれません。
さて、そんな中、当山の内陣ではちょっとした準備が進んでおります。
それは──提灯の土台づくり。
提灯の土台づくりは、まるでパズル!
朝からご協力くださったのは、いつもお世話になっている伊藤さん。
職人ばりの真剣なまなざしで、住職とともにあーでもない、こーでもないと奮闘中。
「これ、下から支えたほうが安定するんじゃない?」
「いや、上から吊った方が…いや、でも重みが…」
──気がつけば、まるで“提灯会議”。
真剣な話し合いの中、途中で出てきた名案(?)は、
「いっそ空中浮遊させては?」という私の冗談。
それには伊藤さんも思わず吹き出して、
「じゃあ、私が飛びながら空中で支えましょうかね」とノリツッコミ。笑
試行錯誤の末、だんだんと形が見えてきました。
まだ完成ではありませんが、仕上がりが今から楽しみです!
灯りの数だけ、想いがある
お盆の提灯って、ただの飾りではないんですよね。
1つひとつに意味がある。
誰かを想う気持ちがある。
「おかえりなさい」って伝える優しさが、あの灯りには宿っている。
昔の人は言いました。
「灯りをともすのは、心をともすことなり」──と。(今つくった名言です)
提灯を飾って、みんなで手を合わせて…
そんな時間は、家族やご先祖さまと“心を分け合う”時間なんだと思います。
仏壇の前で、おじいちゃんの笑い声を思い出したり
おばあちゃんの得意料理の味を懐かしんだり。
──あぁ、そこにちゃんと“つながり”がある。
そして提灯の灯りの向こうに
「また会えるね」っていうメッセージが見える気がするのです。
伊藤さんのような存在があるから、
お寺はこうしてあたたかさを保てています。
提灯の土台だけじゃなくて、みんなの心の土台にもなっているのかもしれませんね。
完成したらまたご報告します!
今年のお盆も、静かににぎやかに迎えられそうです(^^)感謝合掌



