法話② 雨をそのまま受け入れる

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先日虹を見つけました。

アメリカのことわざに「NO RAIN NO RAINBOW」という言葉があります。

雨無くして虹は無い。雨の後には虹が出る。つまり嫌なことの後には良いことがあるさ❗という意味で使うそうです。

日本で言うならば「雨降って地固まる」が似たことわざでしょうか?

ここで疑問なのが「雨」ってそんなに嫌なことでしょうか?確かに傘は荷物になるし、外で出来ることは減ります。洋服も濡れやすくなるでしょうし、太陽も見えません。

でも、お米や野菜、作物はもちろんのこと、生活用水なども雨を利用させてもらっています。喜雨(きう)と言う言葉も有るように、雨は元来恵みの表れであったはずなのに、今我々は鬱陶しい物との認識が強い様に感じます。

仏様は「物事を単眼的に見ずに複眼的に見なさい」と教えてくれています。雨を始め、自分の都合だけで万事を見るなという事です。あなたの今悩んでいることも、本当に悩むべき事なのか。恨んでいる人は本当に恨むべき人なのか。もしかすると解決は自分の中にあるのかも知れません。

「NO お題目 NO スマイル」お題目の実践無くして真の笑顔は生まれません。まずは笑顔で明るく大きな挨拶と敬う心を忘れずに…

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