坊守のひとりごと25’1

12月29日、「第14回 福もちつきの会」大盛況のうちに終わりました。「一年間、皆を見守ってくれる年神様が座る場所を作るよ、一つ一つ丁寧に心をこめてね」住職のそんな話でスタートしたおもちつき。温かい場を作って下さったのは、お寺のご近所、山の小さな音楽教室リトピアさん、40名近い子供達を前におもちつきの手遊び歌やお正月の絵本の読み聞かせ、季節のクイズなどを披露して下さり、さあ!今からおもちをつくぞー!とみんな意気込んでおりました。
例年、つきてが少なく、少ない男性陣はヘロヘロになっておりましたが、今年は餅つきに手慣れているという地域のお父さん方も沢山駆けつけて下さり、我らの餅つき師匠K氏も「今年の男性陣なら今後を任せられる」と安心して下さったご様子。お母さん方も私がうろんころんしている間に片づけまで手際よくして下さり、有難い事この上ありません。
14年前にスタートした時は本当に数人だった参加者が、毎年じわじわと増え続け今年は総勢70名近い親子が参加してくれました。ついて丸めて食べて笑ってまた食べて。小春日和の美味しく楽しい一日でした。お寺の鏡餅もそれぞれの神様仏様の前に奉納致しました。来るべく2025年の年神様の鎮座される座布団の座り心地はいかがでしょう?

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