10月20日、板橋区立文化会館にて開催された「板橋平和のつどい」で、来場者の皆様に派遣の被爆体験伝承講話を行いました。最寄駅から商店街を抜けて徒歩3分くらい、とても便利な場所にありました。コロナ対策ということで、600人が定員とのことでしたが、沢山の板橋区民の皆様が聴講して下さいました。
今回は50分ぴったり、限られた時間の中で出来る限りのことをお伝えしたつもりです。終了後、来場者の方からアドバイスと労いのお言葉を頂戴しました。とても嬉しかったです。ちなみに、板橋区では昭和19年から20年にかけて板橋、志村及び上板橋地域にて激しい空襲を受けるなど、多くの方々が被害に遭われましたそうです。昭和60年1月1日には下記の平和宣言をされています。
世界の恒久平和を実現することは
人類共通の願いである
しかるに現実は
核軍拡競争が激化の様相を示し
人類の滅亡さえ危惧されるところである
われわれは 世界で唯一の核被爆国民として
また 日本国憲法の精神からも再び広島
長崎の惨禍を絶対繰り返してはならないことを
強く全世界の人々に訴え
世界平和実現のために
積極的な役割を果たさなければならない
板橋区及び板橋区民は
憲法に高く掲げられた恒久平和主義の理念に基づき
緑豊かな文化的なまちづくりをめざすとともに
非核三原則を堅持し
核兵器の廃絶を全世界に訴え
平和都市となることを宣言する
昭和60年1月1日
板橋区総務部総務課の担当者様には、事前の打ち合わせから当日に至るまで、お忙しい中ご配慮頂き感謝申し上げます。どうも有り難うございました。