4月8日、呉市にある大和ミュージアムで開催された、「この世界の片隅に」監督トーク&映画の舞台ラリーに参加しました。応募者が多く抽選になったそうですが、大勢の熱心なファンの皆さんと一緒に、映画「この世界の片隅に」についてのトークをお聞きすることが出来ました。
驚いたのは、片渕監督のパソコンに入っている莫大なデータでした。映画の舞台となった呉市の戦前・戦時中などの画像を中心にしたデータがこれでもか、というぐらい収集されていて、昔のことを「描く」ためにとことん調査をされたことが解りました。
被爆体験伝承も、仏教の教えにしても、自らが丹念に「描き上げる」ためには、こうした努力を見習って「本物」にしていかなければならないことを教えられました。今回の運営を行った関係各位には、本当に素晴らしい企画を提供していただき有難うございました。