日蓮宗太陽光発電推進ネットワーク 設立趣意書のご紹介

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下記の趣意書は平成23年7月4日に「日蓮宗太陽光発電推進ネットワーク」を個人的に立ち上げた際のものです。当ネットワークでは、太陽光発電導入を検討されていた関西地方のご寺院に対し、積極的なアドバイスと情報公開を行い、今年めでたく導入されました。このページをご覧になられている方で、太陽光発電に興味や関心をお持ちの方は、是非当ネットワークの趣旨にご賛同頂き、共に活動していきたいと存じます。どうぞ宜しくお願いします。(お問い合わせはツイッター・フェイスブック・メール・電話にて)
 
合掌 平成23年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災による未曽有の大地震・大津波により横死・被災された皆様、福島第一原発事故による放射性物質の深刻な広域汚染により避難された皆様、衷心よりお悔やみ・お見舞い申し上げます。
さて、私は去る4月25日から30日まで、福島県南相馬市でボランティア活動を行い、住職・寺族・檀信徒の皆様のご理解とご協力を賜り、実質3日間の活動をさせて頂くことが出来ました。
ボランティア活動で感じた原発被害の現実の甚大さを鑑み、自坊に帰って、今広島で生活しながら、何か出来ることを始めようと、太陽光発電システム導入を計画し、庫裏部分の電力を出来る限り自然エネルギーにて賄うことにしました。5月初旬より、業者の見積もり・契約を進め、6月16日現在で既に工事が着工し、予定では7月4日から運転開始の予定となっております。
日蓮宗では「立正安国・お題目結縁運動」を推進しており、また宗門を挙げて東日本大震災の支援に取り組んでいると思いますが、法華経に「小欲知足」が説かれているように、私達は原子力発電によって享受してきた便利で豊かな生活を改め、自然エネルギーの有効活用や省エネ家電・LED電球などの新技術による節電など、様々な努力によって、原子力発電に頼らない安全な社会を再構築すべきであると考えます。
就きましては、「日蓮宗太陽光発電推進ネットワーク」を起ち上げ、宗門運動と連携しながら、日蓮宗寺院及び檀信徒宅に太陽光発電を積極的に導入すべく活動を開始していきたいと存じます。何卒ご参加頂きますようお願い申し上げます。再拝

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