この度、本覚寺住職は第9期臨床仏教師養成プログラム「臨床仏教公開講座」のオンライン受講を開始しました。以前から受講しようと思っていながら、なかなか行動に移すことが出来なかったのですが、年齢的にもこれがラストチャンスと思って申し込みました。全10回のうち8回以上の受講と全てのレポート提出(それぞれ期限内)が課されます。
そして、最初の座学が終わると、ワークショップ→実践研修が課せられ、所定の審査を通過すると臨床仏教師に認定されます。しかし、審査は非常に厳しく生半可な態度では認定されません。
勿論、臨床仏教師に認定されることが目的ではありませんが、せっかく受講するのであれば、素直に真面目に真剣に取り組んでいきたいと存じます。
※臨床仏教師は、人生の生老病死にまつわる現代社会の苦悩と向き合い、専門的な知識や実践経験をもとに行動する仏教者のことです。
近年、社会での仏教者のあり方は再考されつつあります。同時に、貧困・自死・ひきこもりをはじめとした社会問題やこころのケアに取り組む仏教者の姿が数多く目にされるようになりました。一方で、現場で活動する方々からは、仏教者の社会貢献活動について総合的・体系的に学ぶ機会が少なく、自らの信仰や信念を現場のなかでどのように活かしていくべきなのかを模索しているといった声が挙がっています。
信仰心を礎として社会問題への理解と専門性を兼ね備えた仏教者の輪が広がり、支えを必要とするひとりでも多くの人が、その苦しみを和らげられることを切に願っています。(臨床仏教研究所HPより)