10月24日夜から、本覚寺の被爆灯籠にLEDの明かりが点灯しています。この夏から復活プロジェクトを進めており、紆余曲折の上、見事に復活しました。
本覚寺の被爆灯篭は文化2年(1805)10月に奉納され、昭和2年7月に修復されたもので、戦前は一対あったことが被爆直後の写真によって確認が出来ますが、戦後は片方のみしか残りませんでした。そして平成8年の本堂が完成した際に現在の位置に移動した後、本来の灯篭としての役目は果たされないままになっていました。
来年は被爆80年であり、何とか灯籠を復活させたいと思っていたところ、いつもお世話になっている便利屋さんが引き受けてくれることになり、明かりはタイマー式のLED照明器具を入手しました。そして、檀徒のS様が施主となって費用を寄付して下さいました。
S様のご厚情に深く感謝申し上げます。どうも有り難うございました!!!
お陰様で見事に蘇生した被爆灯籠は、これからも「平和の灯」として本覚寺境内をほのかに照らします!!!