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度牒交付式
先日の11月6日、
千葉県にある大本山 清澄寺
で

度牒交付式がありました

今年の8月に
出家得度をした弟子の尚清ですが、
日蓮大聖人が出家得度を
執り行った史跡でもある
清澄寺での交付式によって、
正式に日蓮宗から沙弥(しゃみ)という
お坊さんの第一歩を認められました

本来ならば一泊二日の修行だったのですが、
コロナ禍と言うこともあり、
日帰りの度牒交付式でした

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さて、清澄寺は日蓮大聖人が12才で入山され、
16歳の時、出家

そして32才の時、諸宗遊学をおえ、
南無妙法蓮華経と初めてお唱えになられた
立教開宗の宗門史跡でもあります

これから色々な困難があると思いますが、
それに負けず、菩薩道に精進し、
素敵なお坊さんを目指して欲しいですね

さて度牒交付式の中で、
中川宗務総長が訓諭をしてくださいましたが、
その内容は、私が一番心に染みいりました



この世界は娑婆世界。
色々な困難、苦しみ、理不尽な事に
堪え忍ぶ世界だとお話しされました。
実は・・・
私、京都から新横浜まで新幹線で移動し、
新横浜からレンタカーで
清澄寺へ向かおうとしていました

意気揚々と向かってましたら
あれ
カバンがない( ̄□ ̄;)!!

レンタカーに乗り込む時に、
そのまま車の側に置きっぱなしだったみたい

すぐにレンタカー店に電話しましたが、
「ありません
」

という返事

そのカバンには弟子の衣の他、
一番大事なものが詰まっております・・・

やってもうた~







と心で叫びながら、
焦る自分を抑えつつ、
レンタカー店に戻りますε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
その途中、交差点に警察官が立っており、
ここは慎重に運転しなければならないと、
自分に言い聞かせ、
この交差点は右折できないのだな、
だから警察官が立っている
と判断し、

右折したい心を抑えて、
直進させて頂きました

すると・・・
「はい、こっちへどうぞ~」
と誘導され、反則切符を切られました



なんでやね~ん







右折したいところを、
あえて警察がいたから直進したのに~

警察官に、カバンを置き忘れて、
もしなかったらどうしよう

と言いましたら、そっけなく、
「そこに交番があるから行けば」
と冷たくあしらわれる始末・・・

たった一言、「大丈夫」と言えないものですか

と心でグッとこらえておりました

その時、私の代わりに走って、
レンタカー店まで行ってくれた家内が、
カバンを抱えて帰ってきた姿を見た時は、
安堵して膝から崩れそうになりました 笑
でも、気を取り直して車に乗ってから
道中の間、なんて非常な世の中や

せっかくゴールド免許やったのに・・・

と悲嘆していたのですが、
先述の早朝の訓諭を拝聴し、
娑婆世界は堪え忍ぶ世界

そしてそもそも、
自分がカバンを置き忘れれたのが
一番の原因
だということを、

気づかせて頂きました(゚ー゚)(。_。)ウンウン
それをすぐに何かのせいにするから
また苦しむ結果となる・・・

それを改めて理解でき、
少し心がスッとしました(。-人-。)
大事な度牒という儀式があるのに、
弟子を焦らせてゴメンネm(。≧Д≦。)m
私こそ菩薩道に精進して参ります(*`◇´*)/ ハーイ♪
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その後もホテルで看板がいきなり倒れてきて、
足に当たり出血したりと

踏んだり蹴ったりな一日でしたが、
堪え忍ぶのみでございます。。。
ここはポジティブに考え、
厄落としができたと受け止めております(。-人-。)
以上、なんだか私のことばかり書いてしまいましたが、
度牒交付式だったのでした
