日蓮聖人ご降誕800年 団体参拝

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 2年後の令和3年に、宗祖日蓮聖人ご降誕800年の記念すべき節目の年を迎えます。能登の日蓮宗では、ご降誕800年にあたり様々な慶讃事業を行っています。

 先日9月27日から2泊3日の日程で、日蓮聖人ご降誕の聖地・誕生寺(千葉県鴨川市)などの記念団体参拝が行われました。玉寿寺からは、私も含め8名の方々と参加してきました。

 1日目、9時30分に能登空港に今回の参加者70名が参集。飛行機で羽田空港まで1時間のフライト。羽田空港から2台の大型バスに乗車し、大本山清澄寺を目指します。バスの車窓から先の台風15号の被害を受け、屋根の一部がブルーシートで覆われている民家が見受けられました。1日も早い復旧・復興を切に願います。午後4時、日蓮聖人の出家得度・立教開宗のご霊跡、清澄寺に到着。同寺の研修会館に参籠(宿泊)しました。

 2日目は、午前4時半に起床。日蓮聖人が昇る朝日にお題目を唱え、立教開宗の宣言をなされた、旭が森に立ち、参加者全員でお題目を唱えました。太平洋から昇るご来光を拝することができました。

 朝食後、大本山誕生寺に移動。本堂にて今回の主行事となる「日蓮聖人ご降誕800年慶讃・報恩法要」が執り行わました。(写真) 石川日命貫首猊下から委嘱を受け、宗務所長の大句哲正上人が大導師のもと法要が営まれました。法要では、高題目が奉唱され、檀信徒を代表して堀井悟さんが誓願文を読まれました。参加の皆さんと一緒に、ご降誕の聖地で、ご報恩のお題目を唱えられたことは、何ものにも代えがたい感激でした。

 また、その日は東京に足を運び、大本山池上本門寺を参拝。大堂にて高題目を奉納しました。本門寺では、私の甥で本門寺に随身している藤田崇靖上人が、境内を案内してくれました。その後、お台場で夕食を済ませ、東陽町のルートインホテルに宿泊しました。その夜のテレビは、ラグビーW杯で日本がアイルランドに勝利したことで持ちきりでした。

 最終日は、「男はつらいよ」寅さんの舞台ともなった柴又帝釈天・日蓮宗題経寺を参拝。寅さん記念館や参道を散策しました。その後に皇居・二重橋を見学しましたが、外国人の方が大変多かったです。午後3時の羽田発・能登行きの飛行機に搭乗。3日間の記念団参が無事終了しました。また、能登日蓮宗の機関紙等で詳しくご報告させて頂きます。

 参拝のご寺院様には、誠にお世話になりました。また記念団参にご参加された皆さん、お疲れさまでした。感謝合掌
 

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