五月晴れの5月6日、羽咋市本山妙成寺に於いて『いのりんぴっくin能登・五重塔まつり』が開催されました。
五重塔前での慶讃法要では、四百年前に塔を建立した加賀藩前田家・寿福院さまのご回向や、東日本大震災物故者の慰霊と復興祈願も行われました。
この行事は、本山妙成寺の七堂伽藍を国宝に昇格するための推進活動も踏まえて行われており、本年は元近畿大学教授・櫻井敏雄先生による「滝谷妙成寺と中山法華経寺(五重塔を中心として)」と題する記念講演も本堂で行われました。
さらには奴行列をはじめ、お茶会や生け花展、本堂では能楽・小唄・お琴・太鼓の奉納演奏などの様々な催し。境内では地元名産品を味わえる「うまいもの市」のお店が多数出店するなど、今年も大勢の方が本山妙成寺を訪れ、新緑の境内は終日賑わいました。
※ 今年も「こぞうくん」は大人気でした。(写真)