5月18日、全国檀信徒協議会総会が終了の後、有志二十余名は一路、千葉県鴨川に向け出発。
この時期は観光シーズンということもあり、道路の混雑が予想されたが、スムーズに宿泊場所である鴨川グランドホテルに到着した。
懇親会では塩崎望巳総務局長から全国檀信徒協議会への期待と日頃の協力に感謝の言葉が述べられた。池上幸保会長の挨拶につづき、武田家治副会長の音頭で乾杯が行われ、また、参加者全員が各自の活動などを発表し、情報交換や親睦を深めた。
19日は、小松原鏡忍寺へ参拝。貫首、原日透猊下を導師としてご開帳法要が行われ、参加者全員で「勧持品第十三」の偈文を読誦した。
法要後には原猊下よりご懇篤なるご挨拶を頂戴し、緑起を拝聴した。特に鏡忍寺に奉安される数々の霊宝を拝することができ、日蓮大聖人忍難慈勝のご生涯と、宗祖を命がけで守った先師を偲ぶことができた。
鏡忍寺にてご鄭重なる茶菓のご接待を頂いた後、大本山誕生寺へ参拝。
鈴木宇海布教部長をはじめ山務員の方々のお出迎え頂いた、誕生寺では「蘇生願満のお祖師さま」のご開扉を受けた。
誕生寺貫首、石川日命猊下のお言葉が伝えられた後、順路に従い山内のご説明をして頂き、平素では入ることの出来ない場所までご案内頂いた。
参加者の多くが初めて鏡忍寺、誕生寺へ参拝したという団参一行であったが、両ご本山での温かいご接待とご説明に感激も一入であった。
今回の団参を通し、それぞれが「立正安国・お題目結縁運動」の担い手として更なる躍進を誓った実りある団参であった。