柱サボテンの花が咲きました。
数日前から蕾をつけ、先日(7月18日 20時)花を咲かせてくれました。
サボテンは、一日だけ夜に花を咲かせ、その満開時間は午後10時から午前2時の間のようです。
サボテンの花を見ると思い出すことがあります。
それは法華経 普賢菩薩勧発品第二十八に登場する、優曇華(ウドンゲ)のことです。
優曇華は、三千年に一度だけ花を咲かせるという誠に稀有な花。法華経の比喩として用いられます。
この花が咲くタイミングに出会うことは、私たちの一生をもってしても難しいものです。多くの人が何度生まれ変わっても、この花に出会うことはできません。
しかし、優曇華との縁をもっている人は、たとえその一生が短かったとしても、この花に出会うことができます。
この優曇華の花は、もちろん法華経のことを表しています。
いま私たちは、その尊い法華経と縁をもち、たしかに出会っているのです。どうぞそのご縁を大切にしていただき、人生の大輪の花を咲かせてください。
合掌