令和5年10月24日、 サントリーホールディングス株式会社主催の稲荷祭が、新浪剛史サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長、鳥井信宏代表取締役副社長はじめグループ各社代表取締役社長ほか計40名様の随喜御参列のもと、東京都港区台場のサントリーワールドヘッドクウォーターズで盛大裡に挙行され、今年も当山住職が導師を勤めました。
同社屋上の社殿に祀られている 最上位経王稲荷大菩薩は、創業者の 鳥井信治郎氏が、 岡山県の日蓮宗最上稲荷山妙教寺から御神体をお分けいただいき、商売繁盛・社運隆盛を祈念し大切にお祀りされてきたお稲荷様で、収穫の季節を迎える毎年秋に、日蓮宗の法式に則り仏式の祈願会が営為されております。
当山では、第38世要中院日妙上人の代から御縁をいただき、三代に亘り、毎年、稲荷祭の導師を勤めて参りました。
本年3月13日の 『東洋経済オンライン』に、「社会貢献にどんとお金を出す100社ランキング」という記事が掲載されました。多くの上場企業が行っているさまざまな社会貢献活動について、とくに積極的な企業はどこか、『CSR企業総覧(ESG編)』2023年版に掲載されている2021年度の社会貢献活動支出額のデータを使い、社会貢献度のランキングを作成したものです。
金融機関、不動産業、総合電機メーカ-、自動車産業、通信事業者、製薬会社など我が国を代表する大企業が名を連ねる中、酒類販売業界トップとなったのがサントリーホールディングス株式会社(総合7位、支出額62・5億円)でした。不安定な世界情勢の影響で、原材料費、燃料費、物流すべてにコストがかかる中、酒類業界社会貢献活動最上位と評価されたことは、たいへん誇らしいことだと思います。
情勢不安の今だからこそ、利益を社会に環流させていく社会貢献の必要性は高まっております。今後益々の社運隆盛を祈念いたします。 南無
サントリーワールドヘッドクウォーターズ稲荷祭
開催日:2023年10月24日