遠方からの来寺✨静岡若者編

先日、静岡県から一人の好青年が妙法寺を訪ねて来てくれました。

北海道旅行の途中、「一度お話を聞いてみたくて」と、YouTubeをご覧になったことがきっかけで足を運んでくださいました。

実は彼は、この夏に行われる35日間の身延山の信行道場を目前に控えていました。

日蓮宗のお坊さんとしての資格を得るための大切な修行。不安も期待も入り混じる中で、「どんな心構えで修行に臨めばよいのか」「少しでも背中を押してもらえたら…」そんな思いを胸に訪ねて来てくれたのでした。

ちょうど今年の信行道場で副主任を務められる先生は、日頃から親しくお付き合いをさせていただいている方でしたので、その場で電話をさせていただきました。

すると、こんな力強い言葉をくださいました。

「心配することはないよ。今年の信行道場は、技術や知識だけではなく、『信心』を何より大切に伝えていこうと思っている。今、信心に自信があってもなくても大丈夫。修行を終える頃には、信心を持ったお坊さんになれるよう、私たちが全力で支える。君が今やるべきことは、不安になることでも、おごることでもない。ただ、今できる準備を一つひとつ淡々と積み重ねることだ。」

スマホから大きな声で漏れてくる言葉は、本当に温かく、そして力強い言葉でした。

私からも、修行に向かう上で大切だと思うことをいくつかお話しさせていただきましたが、一言も聞き漏らすまいと真剣に耳を傾ける姿がとても印象的でした。

「ああ、この青年はきっと、多くの人の心に寄り添い、救うことのできるお坊さんになる。」

そんな予感が自然と湧いてきました。

令和の時代にも、こんなにも真っ直ぐで、ひたむきな青年がいることが、とても嬉しく思えた一日でした。

……なんだか、昔の自分を見ているようでした。

……ええ、気のせいだったかもしれませんが(笑)。

彼の35日間の修行が実り多きものとなり、その先にたくさんの笑顔とご縁が広がっていくことを、妙法寺より心からお祈りしております。合掌

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