法話⑫ 執着(しゅうじゃく)

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珍しい名前のお茶を頂きました

「あなたのお茶」

確かに頂いたので私のお茶ですが
私のお茶ではないのです

物に対して「これは俺のだ」「これは私のだ」という感覚を持っては執着という煩悩を生みます

誰の物でもないんです

ここにお茶があるだけのこと

私にお茶を施してくれた布施があった

ただそれだけのこと事

あいだみつをさんの詩
「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」
まさにこの心が執着を生まぬ秘訣

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