法話⑩ コロナ差別について

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昨年末にコロナに罹患されて、病を乗り越えた人に会って話を聞く機会が突然ありました。

罹患された人に会うのは初めてでしたので驚きましたが、その方は明るく包み隠さず話してくれました。

「自分だったら感染した事は隠してしまうかも…」という弱い心を見つけ、感染は悪ではないという事を改めて心に刻みました。

でも世の中には、感染者に差別の眼差しを向ける人はゼロではありません。

学校の先生が
ノート1枚を
クシャクシャにして
丸めて
皆で踏んづけるよう命じた

やっぱり必要な紙だから
優しく拾って伸ばしあげて
元に戻すように言った

だが
ノートはクシャクシャのままだ

どんな紙も元には戻れない

人をイジメや差別した後
どんなに優しくしても
元には戻れない

コロナ禍で差別がある

皆の心が病んでいるからだ

不安なのはわかる
怖いのはわかる

でも

差別やイジメをしていい理由にはならない

人は皆尊い 敬おう

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