「なんみょーさん、あん」25’11

年の瀬に 心の埃をはらおう

大掃除、今年は秋の涼しい時期に取りかかろうと思っていましたが、あっという間に寒くなり気持ちが萎えてしまいました。。。年の瀬に近づくと、あちこちで大掃除が始まります。いつもは手をつけない棚の上や、押し入れの奥まできれいにして、新しい年を迎える準備をしますね。でも考えてみると、家と同じように、私たちの心の中にも“ほこり”がたまっているのではないでしょうか。
「許せなかったこと」「やり残したこと」「どうせ無理だと思ったこと」。そんな思いを知らず知らずのうちに積み重ねて、心が少し重たくなっている。それが、心のほこりです。家の掃除と同じで、放っておくと、ほこりはどんどん積もります。見て見ぬふりをしたところほど、汚れは落ちにくくなるものです。
だからこそ、一年の終わりに少し立ち止まり、自分の心の中も見つめてみましょう。
「本当は、あの人に感謝を伝えたかったな」
「もう少し素直になれたかもしれない」
そんな気づきが生まれたら、それだけで心の掃除は始まっています。
掃除の途中で、懐かしいものを見つけて笑顔になるように、心を見つめると、忘れていた優しさや温かい記憶も見つかります。それをもう一度、大切に抱きしめることが、心を整えるということです。
もし、思い通りにならなかったことや、誰かへのわだかまりが残っているなら、「ありがとう」「ごめんね」「まあ、いいか」と、静かに言葉にしてみてください。その一言が、心の奥に積もったほこりをふっと吹き飛ばしてくれます。
年末の大掃除は、家をきれいにするだけでなく、心をリセットする時間でもあります。心の中がすっきりすると、不思議と部屋の空気も軽く感じられるものです。
どうぞ今年は家族みんなで、家だけでなく、心の中にもやさしい風を通してあげてください。そして新しい年を、清々しい気持ちで迎えましょう。
合掌

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