命日に

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人がこの世に生まれた日を「誕生日」といいます。
人がこの世を去った日を、
「いのち」の日と書いて「命日(めいにち)」といいます。
亡くなった人を弔い、
いま生きてる「いのち」を考える日。
「生きかた」を考える日。
この「いのち」に感謝する日。
12月11日 妙功寺本堂にて、
現役消防士 徳永伸介さんによる「ともしびクロスロード」が催されました。
平成23年3月11日東日本大震災、あれから4年9ヶ月。
『3.11を忘れない』
『いま自分にできること』
『これからへの備え』
をテーマに、ともしびキャンドルの灯りに集い、阪神淡路大震災の実体験から生まれた【クロスロード】で災害対応をシミュレーションしながら、災害を忘れないこと…自分たちも想定外に対応できる想像力をつけること・・・大切な「命」を守るために。
まずはお寺の本堂が避難所になったと想定し、ダゴ汁の炊き出し。

外では、実際の災害現場で使われることもある、廃材で作られた「ロケットストーブ」に火を焚き、暖をとりながら説明もして頂きました。

 
本堂に入り、災害でお亡くなりになられた方々への供養と
まだまだ大変な思いをされていらっしゃる被災者への復興祈願。
手を合わせ、参加者とともにお祈りの時間。

子供たちも正座して合掌し、祈ります。

 

そして徳永さんにバトンタッチして「クロスロード」を実施して頂きました。
クロスロードとは・・・以下「内閣府防災情報のページより」
ーーー クロスロードとは、阪神・淡路大震災で、災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成された、カードゲーム形式の防災教材。「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」(文部科学省)の一環として、矢守克也氏(京都大学防災研究所准教授)、吉川肇子氏(慶應義塾大学商学部准教授)、網代剛氏(ゲームデザイナー)によって開発された。
 クロスロードの問題カードには、「3000人いる避難所で、2000食を確保した。この食糧を配るか配らないか」など、どちらを選んでも何らかの犠牲を払わなければならないような「ジレンマ」が多数ある。
 プレイヤーは、自分なりの理由を考え、苦心の末に「Yes」か「No」か、一つだけを選び、自分の前にカードを裏返して置く。合図で一斉にオープンし、多数派の人は、青座布団を獲得できる。一人だけの人がいる場合、その人は金座布団を獲得し、他のプレイヤーは何ももらえない。座布団の配当を終えたら、問題を全員で話し合ってみよう。
 
 
 
 
 その人が「Yes」または「No」を選んだ理由を聞くことで、多くの価値観や視点に出会うことができる。
 10枚のカードを終えたときに、一番多くの座布団を持っていた人が勝ちとなる。その場に座布団がない場合は、お菓子で代用することも可能。
 また、自主防災会などでは、地域独自の問題を作ってプレイするのもためになるだろう。
 クロスロードは、災害を自分の身に引き寄せて考えると同時に、他者のさまざまな考えを知ることができる、優れたゲームである。ーーー
 

スクリーンに映し出された問題を見ながら、YesかNoかの選択をする。


選択した自分の答えに対し、
自分の言葉で意見を述べる。
人それぞれ生活環境が違うので、
その答えに正解はない。
仕事の立場や既婚未婚による違い、
子供や大人の背負っているものの違い、
ひとりひとりが自分の意見を言葉にし、
その意見を尊重し合うことで、
実際に災害が起きたときの選択の幅が広がっていく。
小学校中高学年の子供たちは時折あたまを抱えながらも、
今の自分にとって考え得る範囲で答え、
大人達はその素直な意見に耳を傾けながら、
自分の選択が正しかったのか思い悩む場面もありました。
普段、家庭ではなかなか話さない防災について、
日頃からの備えと防災の知識が大切だと改めて感じた1時間半でした。
参加して下さった皆さまお疲れさまでした。
また、徳永さん、原さん、大変お世話になりました。
ありがとうございました!
 

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