10月12日(火)、国府町西黒田にある当寺のお庵、三十番神庵(さんじゅうばんじんあん) で宗祖日蓮大聖人御報恩 第七四〇遠忌 お会式(えしき)法要を厳修しました。
平成11年にお庵を再建以来、定期的にお経をあげに行っており、特にお会式法要は唯一の年中行事として、毎年檀信徒の皆様と車に乗り合わせてお参りし、近在の檀信徒様と共に営んできました。
コロナ禍により昨年と同じく住職と寺族のみで営む寂しい法要となりましたが、参拝できなかった檀信徒の皆様のお気持ちも報恩感謝の『お題目』に込め、コロナ禍の早期収束を祈るとともに「来年こそは皆で」とお勤めさせて頂きました。
※三十番神庵でお祀りする三十番神様とは、1ヶ月30日の間、毎日交替で国家や国民、法華経の信仰者を守護する日本国中所々にお祀りされる三十柱の神様のことで、1日=伊勢、 2日=石清水、 3日=賀茂、 4日=松尾、 5日=平野、 6日=稲荷、 7日=春日、 8日=大比叡、 9日=小比叡、 10日=聖真子、 11日=客人、 12日=八王子、 13日=大原野、 14日=大神、 15日=石上、 16日=大倭、 17日=広瀬、 18日=龍田、 19日=住吉、 20日=鹿嶋、 21日=赤山、 22日=建部、 23日=三上、 24日=兵主、 25日=苗荷、 26日=吉備津、 27日=熱田、 28日=諏訪、 29日=広田、 30日=気比 となります。