2月2日(木)、午後2時より節分 星祭※祈祷会(ほしまつりきとうえ)を行いました。
「節分」といえば毎年2月3日というイメージですが、今年は2月2日が節分となりました。
日にちがずれる理由は、簡単に言えば地球が太陽を1周するのにかかる時間が365日ちょうどではないからです。
今年のように日が変わるのは37年ぶりで、前回は昭和59年(1984)、この時は2月4日でした。
2月2日になるのは明治30年(1897)以来ということで実に124年ぶりということです。
来年はまた2月3日に戻りますが、今後4年おきに2月2日が節分になるそうで、次回は令和7年(2025)とのことです。
お寺も急遽祈祷会の日にちを改めた申込書を作り直すこととなりました。
今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、祈祷会後の「豆まき」は行わず手渡しとさせていただきました。
例年は総代さんと年男・年女のお方に「福豆」を撒くのをお願いいたしておりましたが、今年撒く予定だったお方は残念な思いをされたことでしょう。
今年1年をコロナ禍に負けずに乗り越えていけるよう、また来年は以前どおりの節分が迎えられるよう、皆さんと共にお唱えする『お題目』に力がはいりました。
※星祭
節分に行う「星祭」は、各人毎年の年廻りの星(本年星)をお祀りする大切な行事です。
当寺にお祀りする北辰妙見大菩薩(ほくしんみょうけんだいぼさつ)さまを中心に、九曜尊星中の各人当年の諸星に法味を捧げ、星廻りの悪い人は災いを除き幸を得るよう、善き年の人は更に幸運を増すよう祈念するもので、年中安泰・除災得幸・家門繁栄、共に心強く清らかで光ある日々を送らせて頂くためのものです。