12月9日、群馬県の館林市立第五小学校の皆様に被爆体験伝承講話を行いました。午前中からの講話だったので、前日に館林駅前のホテルに前泊しました。
館林市は、大学生の頃に2年間生活していた埼玉県熊谷市から車で1時間の距離です。全く土地勘がないわけではありませんでしたので、安心して館林市立第五小学校に向かいました。午前9時30分に到着した後、校長先生自ら学校の施設をご案内して頂くなど、とても親切に応対して下さいました。講話はコロナ対策のため、換気をしっかりしてありましたので、上着を着たままお話させて頂きました。最初は寒さを感じましたが、児童の皆様がとても熱心に講話を聴講して下さり、中には被爆の実相にショックを受けて退出される児童も数人いらっしゃいました。
原爆の被害もそうですが、戦争とは人と人、国と国がお互いを殺し合う、愚かで悲惨な行為です。その結果、私達が大切にしているものが容赦なく奪われてしまうわけですから、今回の講話では、共通認識として「私たち世界中の人間にとってかけがえのない大切ななものは何か?」という普遍的なテーマを最初に確認した上で話を進めました。
校長先生、教頭先生、担当の先生、5・6年生の皆様には大変お世話になりました。どうも有難うございました!!!(画像は館林市立第五小学校HPより拝借しております)