【京都府】近畿教区僧風林(本山立本寺)

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昨日、京都上京区の本山立本寺様にて、近畿教区僧風林(そうふうりん)が開林しました。今年は、長男がお世話になることになりました。
僧風林とは、日蓮宗の沙弥(僧侶としてまだ一人前になっていない子供のことを“しゃみ”と呼びます)が、お寺に1週間籠って、僧侶としての基本を徹底的に叩き込まれる、言わばお子様向けの虎の穴(?!)のような養成機関。しかし、お子様向けと言えども、そこは宗門僧侶養成の根幹をなす道場です。林生は朝5時半から夜9時までみっちり1週間、先生方と寝食を共にしながら仏道修行に只管精進します。もちろんお遊びは一切なし。
 
私はずっと京都に通わせていただいるお陰で、主任先生や講師陣の皆様は存じ上げている御上人ばかりでしたが、長男にとっては先生方も林生も皆が初対面のピカピカの1回生ですから、緊張感も相当なものだったのではないかと思います。
1回生は4人(内小学校4年生は3人)で、後の6人は2回生と3回生。開林式は大本堂で行われ、さすが2回生以上の沙弥たちは所作もスムース。貫首猊下の発音に続き、沙弥たちの朗々とした読経の声も聞こえてきます。堂々としたものです。
 
長男が(僧風林に)行くのを渋って沈んでいる時、あるブログを長男に見せました。それは修養道場などで、日頃からお世話になっており、去年の僧風林では講師を務められた京都の○暮上人のブログ…
そこには「長男と同い年の○暮くん」の心境が綴られていたのです。これを見てから、気持ちが少し楽になったようです。

 
かく言う私も、この僧風林に小学校4年生から4年間、毎年行っていました。
当時は関東に住んでいたもので、夏休みに入るとすぐに新幹線で京都まできて、7月25日から一週間入林。
私の夏休みは、いつも8月1日から始まる、みたいな感覚でしたw
本当に行きたくなくて、行きたくなくて
修行は大変でしたが、毎年行くのが楽しみでした☆
墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

 
『情(こころ)に妙法存ぜるが故に 身心懈倦(けけん)なかりき』
これは、京都日青会の皆様から頂戴した見台に記された言葉で、法華経の提婆達多品(だいばだったほん)第十二の中にあります。
長男には難しいかな・・と思っていましたが、今回無事に成満したらこの見台を息子に譲ろうかと思います。
 
いいですよね?!青年会の皆様(。^_^。)

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