【京都府】第43回 少年少女のための修養道場(大本山妙顕寺)

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『第43回 少年少女のための修養道場』(無名童女霊位 第四十四回忌)が、京都大本山妙顕寺様で開催されます。
この催しは、先日当寺院ページ≪無名童女が子供たちに教えてくれたもの≫で詳しく紹介しておりますので、是非参考にしていただければと思います。
子供たちを対象としたこのような企画は、京都だけではなく、全国の日蓮宗管区で活発に実施されております。私は京都の皆様との御縁があり、昨年から長男が修養道場(京都日蓮宗青年会主催)に参加させていただいております。
体罰や放任では、子供たちの心は養えません。
作法やしきたりの中に様々な型を覚え、型一つ一つを大切に丁寧に修めていく過程で、子供たちの心が徐々に養われます。また、目には見えないものに対する供養の心は、子供たちにとっては不可思議な行為にしか見えないでしょう。
「目に見えないから、そこには無い。」「そこに存在しないものには、関心も無い。」「関心が無いから、何もしない。」
のっぺりとなりがちな現代人の思考ですが、青年僧侶と3日間寝食を共にする中で、子供たちが自由に心を膨らませ、何かを拾い取ってもらおうとしているのかもしれませんね。(これは、私の勝手な推測ですが・・)
密室での強制でも、宗教的な洗脳でもなくて、「!」のマーク。
子供たちの心がある日パチン☆と弾け、自分で“気付く”ことこそが大切なのでしょう。
そんな発見があるから、リピーターの参加者も大変多いのではないでしょうか。
今年も暑い夏が始まり、そして子供たちがまた集います。
きっと“彼女”も、子供たちの合わせた掌の中で、待ち望んでくれていると思うのです。
 京日青のブログ (京都日蓮宗青年会の活動をお伝えしています。)

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