5月25日(日)、豊能宗務所内教化センター主催の御朱印トレジャーハイキング『能勢クエスト』が開催されました。
これは親子参加型のイベントで、起伏に富んだ約10㎞の道程をハイキングしながら、この地に古くから伝わる伝説の「ノセの秘法」の謎解きに挑戦するという企画です。
午前10時。半鐘の合図とともに、仮の姿であった豊能宗務所長から、忽然と正体を明かされたハーヴェスト・ムーン老師がいきなり登場!Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
スタッフもサプライズ!の老師の説得力あるイントロ説明に、騒いでいた子供たちは静まり返り皆真剣顔。
もうつかみは上々♪です。何を隠そう所長に付け髭を承諾していただけるかどうかすら、直前まで半信半疑でしたので(笑)
そして老師の依頼を受けたトレジャーハンター達は、能勢東郷地区の寺院6カ寺を順に歩いて回り、親子や友達同士で協力しながらクエストをクリアして御朱印とカードを集めていきました。幸いお天気には恵まれましたが、午後には30℃近くまで気温が上昇⤴
後半には難所もありましたのでヤキモキしましたが、結局誰一人欠ける者もなく無事に完歩しました。
最初は慣れなかった本堂前合掌一揖(仏さまへのご挨拶)もだんだんと身に付き、クエストの解答をスタッフに告げるどや顔の子どもたち( ̄^ ̄) ドヤッ!
お昼には、思い思いに木陰や軒下でおにぎりを頬張る笑顔、笑顔、笑顔☆☆☆
フィナーレで本堂に集結した時には、皆かなり疲れていたにもかかわらず、堂内は団らんとした雰囲気でとても賑やかでした♪
我々にとって初めての試みである新イベントは、構想の段階からつまづいてばかり。各々が法務の合間を縫って、半年以上前から企画・運営会議を重ね、どうにかこうにか骨子が形作られていきました。また、開催の3週間前までは参加者が思うように集まらず、一時は中止もやむ無しといった雰囲気でした。
それが各寺院のテコ入れ広報が功を奏したのか、子供たちの間で話題となり参加希望者が相次ぎました。最終的には予定の応募数を上回る、4歳から78歳までの老若男女68名が集結しましたb(⌒o⌒)d
一転して予想外の大反響に、運営スタッフは嬉しい悲鳴の一方で、事故なく完遂させなければというプレッシャーを感じるようになりました(汗)
そして当日、期待と不安が交錯する中、兎にも角にも総勢79名(運営スタッフ11名)のワンデイ・イベント『能勢クエスト』は始動し、参加者の笑顔と共に無事円成することが叶ったのです。
We are the ones who make a brighter day!
~明るい明日を作るのは僕らの仕事!~ ※We are the world.より
これは当HPのキャッチフレーズにしている言葉です。
明るい明日作りは、先ず笑顔から。今回、各寺院のご仏前で合わせられた、たくさんの小さな掌とこぼれる笑顔…
仏事作法的には正しくないですが、これからもこのような“笑顔の合掌”とたくさん出会えるような企画を推進して参りたいと思います。
大勢でお邪魔しましたチェックポイントのご住職さまや寺族の皆さま。参加者のお声掛けに奔走して下さった檀信徒の方々。様々な冒険アイテムを作成するに当たってサポートしていただいたデザイナー諸氏など関係者の皆さま。
『能勢クエスト』に関わりを持って下さった全ての皆さま方に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!