京都の夏の夜空を彩る「五山の送り火」
この送り火は、お盆に里帰りされた先祖の精霊を送る宗教行事で、
京都では街をあげて精霊をお送りします!
それが、「五山の送り火」です。
「大」の字をかたどった「大文字」や「鳥居」「船形」、
そして忘れてはいけないのが、「妙」と「法」の字なのです\(^▽^)/
この「妙」「法」とは「南無妙法蓮華経」の妙法!
由来は、鎌倉末期の徳治2年に、日蓮大聖人から帝都弘通の遺言をうけた日像上人が、
北陸から京都まで布教を続け、ついに京都に上京されます。
その時、松ヶ崎の村を天台宗から日蓮宗に改宗!
その日像上人が西山に「妙」の字を書いたと伝わっています。
「法」の字は、それから遅れること江戸時代に、東山に日良上人が書いたと伝えられています。
この「送り火」は、8月16日の20時から順次点火され、「妙法」の送り火は、20時10分に点火されます。
その際、涌泉寺では、盆踊りの発祥と伝わる「題目踊り」(京都市指定無形文化財)が踊られます!
以上、京都の「送り火」でした!