このほど修復(表具)に出していた護国寺の寺宝が戻ってきました
護国寺は、明治五年まで僧侶が修行する『山科檀林』の旧跡であり、
檀林時代の寺宝が伝えられています
その中には、歴史的にも有名な日遠上人、日親上人、日乾上人をはじめ、
通師法縁の縁祖である寂遠院日通上人の御本尊も含まれますw( ̄△ ̄;)wおおっ!
そして今回修復に出したのが、護国寺の重宝である、
ご開山の法性院日勇聖人の御本尊です!
日勇聖人は勇師法縁の縁祖であり、その法脈は通師法縁(堀之内法縁、千駄ヶ谷法縁、
一ノ瀬法縁、雑司ヶ谷法縁)、潮師法縁といった法脈を生み出した派祖でもあります
さて修復に出したのが3点で、まず寛永17年(1640)の勇師御本尊
次ぎに、山科檀林10世(総本山身延久遠寺第33世)遠沾院日亨上人の、
今回の修復で、なんだか心がスッキリ致しました\(^▽^)/
一気にすべての寺宝を修復できませんが、
コツコツとこれからも進めて参りたいと思います。