池上本門寺の桜

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 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な問題となっております。東京では、一日で97人の方の感染が確認されました。引き続き出来る限りの感染症対策に努めることの重要性を感じています。

 日本人にとって春の象徴でもある桜の花見も、不要不急の外出の自粛が呼び掛けられ、今年は寂しい春となってしまいました。しかし感染防止、これは命にかかわることですのでしかたありません。

 東京都大田区にある日蓮宗大本山池上本門寺に勤めている甥から、写真が送られてきました。来年春の機関紙の写真に使うので池上本門寺の桜を撮っておいてと依頼していました。

 写真の参道石段は、慶長11年(1606)、戦国時代の武将・加藤清正公が母の供養のために寄進したもので「此経難持坂」(しきょうなんじさか)と称されます。法華経の見宝塔品の此経難持の偈文96字に由来します。

 今年は、お花見も出来ませんので、せめて写真をと思い掲載させていただきます。来年は、心地よい春の日差しのなか、マスクをせずに美しい桜花を楽しめることを切に念願します。

 
 
 

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