25日、中能登町石動山にある日澄寺にて、法要が行われ出仕してきました。石動山日澄寺は明治22年、本山妙成寺第51世・本山堀之内妙法寺(東京)第28世の貫首を務められた不染院日澄上人(松村日澄上人)により建立されました。
明治期の廃仏毀釈の時代に、日像菩薩「初転法輪」「ご法難」のご霊跡に堂宇を建立することは、大変困難なことでした。不染院日澄上人のご霊跡顕彰するための不屈の努力に敬服いたします。
法要の導師は、本山妙成寺の貫首・藤井日傳猊下が務められ、法要後の不染院日澄上人のお墓でのご回向もなされました。
例年ですと標高があるため涼しい中での法要ですが、今年は残暑厳しく、額に汗をかきながら法要を行いました。しかし昨年に比べ参詣の方も少し増えたことは、何より有り難いことです。
ご参詣の皆様、誠にご苦労様でございました。合掌