京都日蓮宗青年会(今井利幸会長)主催の「少年少女のための修養道場」が八月十八日から二十日までの二泊三日間、京都市の本山妙覺寺(及川日周貫首)で開催された。
京都市内や近郊、遠くは関東地方から四十一名の小中学生が参加。
毎年、『仏さまの光を私たちのまわりに広げましょう』をメインテーマに開催されており、今年の道場では、「仏前作法」「仏伝」「祖伝」などの講義が行われた。またレクリエーションとして「肝試し」「花火大会」、キャンプ場での「魚のつかみ取り」など盛り沢山のプログラムを楽しんだ。
今年のサブテーマは『伝えよう!感謝の気持ち』とし、「仏さま」「いのち」「家族」への感謝の気持ちの講義を行い、道場生は各講義で「感謝の意味」「感謝する心」を各々考えた。
「仏さま」へは、いつも一人じゃない。いつでも傍で見守っていただいている事。「いのち」の講義では食事に対する気持ち。更にキャンプ場では、生きている魚を自分で取り、その魚を頂くという様々な命をいただいて生かされている事。「家族」の講義では、両親からの手紙を道場生がサプライズでもらい、自分に対する親の暖かさや想いを知り、又、道場生からも両親へ手紙を書き、感謝の気持ちを伝えた。
この道場中、仏さまはじめ、様々の方、物への「感謝の気持ち」等を沢山学び一回り大きくなった姿で迎えの保護者と共に笑顔で帰って行った。