11月24日(金)京都市上京区教法院(三木天道住職)にて、平成29年度身延山大学京都特別公開講座が多くの僧侶、檀信徒が参加し、用意された椅子席がうまるほどの定員で開催された。
始めに身延山大学学長浜島典彦師より挨拶があり、第1講に身延山大学仏教学部教授・仏教学部長望月真澄師より「関西の法華霊場と法華信仰」の講座があった。受講者の方々に縁が深い関西の法華霊場の細かい説明がなされ、それに伴う法華信仰が今日までどのように行われてきたかが説明された。
第2講では身延山大学仏教学部教授・身延山大学図書館長、長又高夫師による「仏教文化と日本の習俗」についての講演があった。日本で行われている習俗がどのように仏教と結びつき日本各地に広がっていったかが写真付きの資料で説明された。どちらの講座も資料が配られ、その資料を基に講演が進められ、受講者は熱心にペンをとりながら聴講していた。