新緑が美しい五月晴れの5月21日に京都市上京区燈明寺にて、第50世永岡淳英師から第51世永岡淳道師への法灯継承式が営まれ、多くの僧侶、檀信徒が参列した。
式では、京都府第一部宗務所所長橋本一妙師より永岡淳道上人への住職承認の辞令伝達、その後前住職永岡淳英師より払子が継承された。
そして新住職は、力強く奉告文を読み上げ寺門興隆と宗風先業の為に行学の二道に精進し、不退転の覚悟をもって歩むことを誓った。また入寺に際し、本山立本寺貫首上田日瑞猊下、京都府第一部宗務所所長橋本一妙師より祝辞が述べられ新住職を激励した。
最後に新住職は謝辞で「今後は檀信徒の皆様と異体同心に燈明寺の伝統を守りつつ仏祖三宝の給仕を怠ることなく、先師の遺訓を遵守し、檀信徒の期待に添えるよう精進してまいります。」と力強く決意を述べられた。